【着物の着用について】振袖を着ていける場所は?TPOについて

【着物の着用について】振袖を着ていける場所は?TPOについて

こんにちは( ´ ▽ ` )水谷です。

本日は着物のTPOについてです!
振袖も含めて、どこに着ていけるのかって気になりますよね(°_°)
着物の種類は振袖を含めてたくさんあります。
留袖や婚礼衣装、訪問着など・・・・
前職での知識も踏まえて今回は振袖に関するTPOに触れていきたいと思います♪
ちなみに前職は婚礼の写真スタジオに勤めてました〜!
ただ、個人的には近年おしゃれな振袖が流行っているので場合によっては、あまり気にされなくてもいいじゃ無いかな・・・と思ってます。
一応知識として知っておくと便利なので参考にされてください!

 

本振袖:第一礼装

礼装着は、特別な時や公的な儀式などに着るものです。華麗な絵羽模様と長い袖が特徴です。総模様で、袖が長いほど格調が高く、本振袖(大振袖ともいい、袖の長さは三尺三寸〜三尺 約124〜114cm)は、花嫁衣裳をはじめ成人式や披露宴に用いられます。ひき振袖と言ったりもします( ´ ▽ ` )
婚礼だとひき振袖という言葉の方が聞き馴染みがあるかもしれません。


キモノハーツの商品は基本的に該当しないです( ;  ; )
振袖をひき振袖に仕立て直すことはできる場合もあるのでリメイクして使用される方もいらっしゃいます。
また、婚礼用の着物は筥迫(はこせこ)、懐剣(かいけん)といった婚礼用の小物が必要になります。
ちなみに、婚礼の前撮りは御親族様の希望やご自身の希望で振袖を着用できる場所もあります。カジュアルな結婚式をご希望されてる方はお気に入りの振袖で写真を撮ってウェルカムボードとして飾るのも◎
私が以前勤めていた婚礼の前撮り会社では実際にそういったお客様もいらっしゃいました♪
ただ、格式高い結婚式、会社の偉い人が沢山くる結婚式、御親族様が格式を気にされる・・・などがある場合は控えた方がいいです( ;  ; )

 

 

振袖:準礼装

振袖は未婚女性の礼装着で、華麗な絵羽模様と長い袖が特徴です。中振袖(二尺五寸〜六寸 約95〜99cm)は結婚式やパーティーなどに、小振袖(二尺〜二尺三寸)は茶会や気軽なパーティーなどに用いられます。 

キモノハーツの商品も多く該当します♪
特に古典柄の振袖はこちらですね。
華麗な絵羽模様というのが結婚式に着ていけるかどうかのポイント!

絵羽模様とは振袖全体に一つの絵が描かれているのが特徴です!
このような振袖は格式で言うと結婚式に着用できます。
ただ、こちらは少し豪華すぎるので御兄弟様の結婚式であれば◎
あとはちょっと派手な有名人が沢山くる結婚式とか・・笑

これくらい柄が落ち着いているものが着ていきやすいと思います!
色味も落ち着いてるものが◎
振袖を着て式に出席するのも素敵ですよね♪

今ご紹介した二つは通常格式高い場所で着用する振袖なのであまりカジュアルな場所では着用しない方がいいかも・・・特に第一礼装は!

ちなみに、こちらの小紋柄の振袖も格式的には結婚式でも着ることもできます。

基本的に振袖は袖の長さで格式が決まるため、小紋柄だからと言って格式が落ちるわけではありません。
小紋柄は細かい同じ模様が同じ方向に繰り返し入っており、カジュアルに着られるデザインになっているのが特徴です。
ただ、やはり結婚式というのは新郎新婦の意向もあると思います。
先ほどの内容と重複しますが、格式高い結婚式等にはあまり相応しくないという印象になってしまいます。

カジュアルな結婚式であればもちろん◎

ですが、結婚式で着用したい場合は新郎新婦様にご確認いただいた方が無難です(>_<)
あと最後に注意点です!こういった小紋柄は袖を切ると外出着の訪問着になります。準礼装の訪問着にはなりませんのでご注意を!!!
ちなみに準礼装用の訪問着にしたい方は古典柄のあまり柄が多くない振袖の袖を切って、紋をつける必要があります。
こちらは振袖の柄の場所にもよるので一度ご相談いただきたいところです!


振袖も柄の種類で印象が変わり、着ていく場面も変わりますね♪
一応、こういったマナーはありますが近年は気にされない方も増えてます。
個人的には着物を着てるだけで凛として見えるのでよっぽどじゃ無い限り30歳くらいまではあまり気にしなくてもいいかな・・・と思ってます。
こういったものは見え方が大事だと思うので小物やヘアスタイルまで含めてちょっと上品に仕上がっていれば素敵に見えます。
他にも着物の種類は沢山あります!普段の生活で着物を着用するのも粋でいいですよね♪

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